「刑務所入りするのは自分でなければアイツ」刺し違え覚悟で上司を告発―安徽省亳州市

Record China    2013年11月6日(水) 11時4分

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5日、安徽省亳州市利辛県の国土局幹部がこのほど、上司を告発する書き込みをマイクロブログに投稿した。その刺し違え覚悟の投稿が世間の関心を集めている。資料写真。

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2013年11月5日、人民日報(電子版)によると、安徽省亳州市利辛県の国土局幹部・周文彬(ジョウ・ウェンビン)氏が短文投稿サイト微博(ウェイボー)に投稿した書き込みが話題を集めている。「安徽省国土資源庁の孫愛民(スン・アイミン)庁長に宛てた公開文」という投稿がそれで、告発相手は国土局の于強(ユー・チアン)局長だ。

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周氏は記者の取材に対し「自分が刑務所入りするのでなければ、アイツが刑務所に入ることになる。今度の告発はうまくいくと期待している」と語った。

周氏は10月24日、同省国土庁に再び出向き証拠資料を法執行部門の局長に手渡した。「内部告発だと告げていたら、庁舎には入れてもらえなかっただろう。しかしおそらく孫庁長のもとまでは届かないはず。だからウェイボーに投稿した」と周氏。

公開文では、于局長が2011年9月に国有土地の使用権を不当に低い価格で譲渡し、国に2000万元(約3億2000万円)の損失を与えたとしている。

告発を受け、安徽省国土庁監察室は同庁の法執行局に調査を指示。法執行局は11月2日に周氏への聴取を済ませたという。

実は周氏は2011年4月にも于局長ら3人を収賄で告発。自らも汚職行為に関わっていたことを明らかにし、自首するまでの経過をウェイボーで実況中継していた。亳州市紀律委員会は于局長の収賄を認め、「党内警告処分」に処している。(翻訳・編集/NY)

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