2013年11月5日、人民日報（電子版）によると、現地時間4日付ニューヨーク・タイムズ紙に韓国人女優キム・ユンジンがキムチを手にした大きな広告が掲載された。広告を企画したのは、韓国文化の広報専門家で誠信女子大学の徐敬徳（ソ・ギョンドク）教授。広告には「キムチはユネスコ無形文化遺産に登録される。週末にはキムチをおかずの一品に加えよう」との説明が加えられた。

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国連教育科学文化機関（ユネスコ）は12月2日から7日までアゼルバイジャンの首都バクーで政府間委員会を開き、無形文化遺産登録を正式決定する。事前審査では日本の和食や中国の珠算、韓国のキムチなど31件が対象になった。

韓国の文化財保護財団は9月26日、世界各国の専門家を招き「キムチと越冬キムチ文化」と題する国際シンポジウムを開催するなど、積極的なPR活動を行ってきた。また、韓国・聯合ニュースは10月23日、韓国文化財庁の発表として「キムチとキムジャン（キムチの漬け込み）文化」がユネスコによって無形文化遺産に登録される見通しだと伝えた。

登録が正式に決まれば、韓国の無形文化遺産は「宗廟先祖のための儀礼および祭礼音楽」「パンソリの詠唱」「江陵端午祭」など16件になる。（翻訳・編集/NY）