Record China 2013年11月5日(火) 6時30分
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3日、中国で毎年増えるがん患者数は全世界の20%以上を占め、肺がん、肝臓がん、胃がん、食道がん、結腸がん、子宮頸がん、乳がん、鼻咽頭がんの8種が、がんによる主な死因となっている。写真は安徽省の「がんの村」。
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2013年11月3日、中国・天津市で開催されている第22回アジア太平洋癌学会の席上、中国で毎年増えるがん患者数は全世界の20%以上を占め、肺がん、肝臓がん、胃がん、食道がん、結腸がん、子宮頸がん、乳がん、鼻咽頭がんの8種が、がんで死亡する原因の80%以上を占めていることが明らかになった。揚子晩報が伝えた。
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第22回アジア太平洋癌学会の会長で中国工程院学士会員・●希山(ハオ・シーシャン、●は赤におおざと)氏は、アジア太平洋地域で毎年増えるがん患者の数が全世界の45%を占め、がんによる死亡者数も全世界の半数を占めていると発表。肺がん、胃がん、肝臓がんがアジアで最も多く診断されているがんであり、肺がんは死因のトップになっているという。
ハオ会長によると、発がん率の上昇は生活習慣や人口増加、高齢化などが主な原因。「喫煙や食生活、肥満、運動不足などの腫瘍発症の危険因子が中国でも見られるようになった。経済的圧力によるがんワクチンの欠乏などがアジア諸国のがん発症率を引き上げている」と指摘した。
アジア太平洋癌学会は、アジア太平洋地域においてがんの予防や診断、治療、疫学に関する研究の促進に貢献し、同地域のがん予防医療の発展と向上に寄与することを目的に、隔年開催されている。(翻訳・編集/本郷)
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