大気汚染で外国人観光客が激減、日本人は半分以下に―中国

Record China    2013年11月3日(日) 19時51分

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10月31日、米紙ウォールストリートジャーナル・アジア版は、北京市を訪れた外国人旅客数が激減したと報じた。大気汚染の影響と見られる。中国全体でも上半期の外国人旅客数は前年同期比マイナス4.2%を記録した。写真は11月2日の北京。

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2013年10月31日、米紙ウォールストリートジャーナル・アジア版は、北京市を訪れた外国人旅客数が激減したと報じた。大気汚染の影響と見られる。11月1日、参考消息網が伝えた。

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13年1〜9月、北京市を訪問した外国人旅客数は前年同期比14.3%の減少となった。このままのペースで推移した場合、08年以来となる前年比マイナスを記録する。

減少の大きな要因となっているのは大気汚染だ。中国国外でも大々的に報じられたことがネックとなった。万里の長城など観光地にはいまだ多くの外国人旅客がいるが、スモッグに覆われていることもたびたび。また市内の深刻な渋滞も批判の的だ。

外国人旅客が減少したのは北京市だけではない。13年上半期、中国全体では前年同期比マイナス4.2%の減少となった。特に日本人旅客は前年比54.5%減を記録している。

ただし国内の旅行需要は旺盛で、外国人旅客の減少を補ってあまりある成長を見せている。中国旅行業界の売り上げは13年上半期10.7%増を記録した。(翻訳・編集/KT)

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