国務院共同予防・抑制メカニズムは3月1日、記者会見を行い、「中国は法律に基づき、科学的な対応措置を講じ、新型コロナウイルスの海外への輸出と海外からの輸入の予防・抑制に取り組んでいきたい｣と明らかにしました。

　中国税関総署衛生検疫局の林偉局長は、「出入国による感染症の流行を効果的に予防するため、国家移民管理局は各段階において海外からの感染症輸入の予防に力を入れることになる｣と述べました。

　また国家移民管理局国境警備検査管理局の劉海涛局長は、国際航空便が到着する前に、国家移民管理システムがビッグデータを分析し、感染が深刻な地域からの入国者を事前に調査すると同時に、関連の国と地域からの入国者の出入国情報を、入国地の政府と関係部門に即時に報告する必要性を強調しました。

　現在、一部の国と地域で新型肺炎感染が拡大していることを受け、中国民間航空総局は区別ある管理措置を実施しています。中国民間航空局航空標準司朱涛司長は「中国民間航空局は一連の対応措置を講じ、航空機による感染の拡大を予防・抑制している。例えば、空港で航空機の風通しと消毒、出入国の旅客の体温測定に取り組んでいる｣と述べました。(hj　CK)