河南省周口市の副市長、就任わずか2日で死去―中国メディア

Record China    2020年3月1日(日) 22時10分

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29日、澎湃新聞は、中国河南省周口市で就任わずか2日の副市長が死亡したと報じた。写真は周口市内。

2020年2月29日、澎湃新聞は、中国河南省周口市で就任わずか2日の副市長が死亡したと報じた。

記事は、同市人民政府が29日早朝に「劉建武(リウ・ジエンウー)副市長が28日午後に45歳で殉職した」との訃報を発表したことを紹介した。

記事によると、劉氏は26日に同市の副市長に任命されたばかりであり、就任から2日後に死亡したことになる。多方面からの情報によると、劉氏は28日に心筋梗塞を起こして死亡したという

劉氏は河南省確山県出身で、1975年1月生まれの45歳だった。同市の副市長に就任する前は、同省の省都・鄭州市に属する県級市・新鄭市で長年公務に従事し、新鄭市の共産党委員会書記も務めていた。

劉氏は2月18日に同市の医療廃棄物処理業者を視察し、医療廃棄物の処置状況と新型コロナウイルス感染コントロール対応業務の監督指導を行い、医療廃棄物の放置による二次汚染の根絶と、ウイルス感染との闘いに全力で臨むことを求めたという。

また、長年一緒に仕事をしてきた同僚からは「非常に真面目で能力が高かった。人柄も良く、誰かに怒るのを一度も見たことがなかった。博士の学歴を持ちながら、末端から一歩ずつ出世してきた数少ない幹部だ」と早過ぎる死を惜しむ声が出ているとのことだ。(翻訳・編集/川尻

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