Record China 2020年3月1日(日) 6時0分
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中国メディアの澎湃新聞は27日付で、「新型コロナウイルス流行下の韓国・大邱のある家庭の日常」とする記事を配信した。写真は大邱市内。
中国メディアの澎湃新聞は27日付で、「新型コロナウイルス流行下の韓国・大邱のある家庭の日常」とする記事を配信した。
筆者は、大邱市出身で、現在、中国・上海にある復旦大学の大学院博士課程に在籍する韓国人だ。
記事を要約すると、韓国国内では、1月20日に初の感染者が確認されて以降、しばらく小康状態を保っていた。だが2月18日に大邱で韓国で31人目の感染者が確認されると情勢は一変した。
大邱の新興宗教団体「新天地イエス教会」の61歳の女性信者がスーパースプレッダーとなったことで、大邱の現在の緊急事態が引き起こされた。
大邱で24日、マスクを求める人々が数百メートルに及ぶ長蛇の列を作ったことは、中国のSNS上でも話題になった。
筆者の両親と弟が暮らす大邱の実家での大きな変化は、1人ずつ交代で食事をとり、食事が終わるとそれぞれ自分の部屋に閉じこもるようになったことだ。
父親の勤務先である啓明大学は、中国から戻る留学生の受け入れに万全の体制を敷いている。父親はオンライン授業の準備を始めた。
母親は、1カ月間外出を控えることを想定して、ネット通販で26万ウォン(約2万3000円)分の野菜を買い込んだ。
ソウル在住の弟は、韓国で感染者が確認されると、安全を考慮して実家に戻った。だが予期せず、「韓国の武漢」と呼ばれるようになった大邱の集団感染に直面することになってしまった。(翻訳・編集/柳川)
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