Record China 2020年3月18日(水) 9時40分
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17日、韓国・国民日報は、新型コロナウイルスの予防のため設けられた自宅待機期間中に日本を旅行したとして、同国の国立バレエ団に所属するバレエダンサーが解雇処分を受けたと報じた。写真は大邱。
2020年3月17日、韓国・国民日報は、同国の国立バレエ団に所属するバレエダンサー、ナ・デハン(27)が、同団から解雇処分を受けたと報じた。ナは新型コロナウイルスの感染を予防するために設けられた自宅待機期間中に日本を旅行していたことが発覚、物議を醸していた。
記事によると、同団は16日午後、懲罰委員会を開いてナの解雇処分を決定したという。
同団は先月14~15日に、同国南東部・大邱(テグ)市の大邱オペラハウスで「白鳥の湖」の公演を行った。その後、大邱地域で新型コロナウイルスの感染者が急増したことから、同団は先月24日から今月1日まで、団員とスタッフを自宅待機させた。ナはこの期間中に恋人と日本を旅行し、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿、世論の批判を浴びたという。
同団は「新型コロナウイルスの感染拡大で国家的に重大な時期に、国立団体として物議を醸した点について改めて深く反省する」とし、「今回の事態を、団を刷新させる機会としたい」と話しているという。
これに、韓国のネットユーザーからは、「国の団体は国民の税金で運営されている。当然の処分だ」「良心があれば、自宅待機中に旅行に行って、インスタグラムに得意げに写真を投稿したりはしない」「この状況下に海外旅行するなんて理解できない」「このような身勝手な行動は、ウイルスを広げることになる」「大人なのだから自分の行動に責任を持たなければ」などと、ナに対し厳しい声が上がっている。
また、「これまでの努力や苦労が水の泡になってしまったな」「一瞬の選択が人生を左右する」「反省し、良い仕事をしていれば、また機会に恵まれるはず。憤りを感じるけれど、気の毒にも思う」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)
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2020/3/17
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