2020年2月21日、中国メディアの人民網によると、韓国の潘基文（パン・ギムン）前国連事務総長は20日、中国の邢海明（シン・ハイミン）新任駐韓大使と会見し、新型コロナウイルスに関連して「中国は世界的な公衆衛生の安全の維持に多大な努力をしている」と述べた。

潘氏は、「新型肺炎が発生すると、習近平（シー・ジンピン）国家主席が陣頭指揮を執り、中国政府が全力で対応していることを、世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長は繰り返し公の場で称賛している」と述べた。

そして、「韓国と中国は兄弟のような存在なので、中国の友人の苦しみに、私は身につまされる思いでいる。病気に国境はない。国連にいた時、私はWHOと協力して、H1N1型インフルエンザやエボラ出血熱などの大流行の対応に当たった。中国は今回、感染症のまん延の阻止と世界的な公衆衛生の安全の維持に多大な努力をしている。中国の政府と国民が間もなく感染症との闘いに勝利すると確信している」と述べた。（翻訳・編集/柳川）