2013年10月24日、韓国紙・スポーツ韓国は26日に開催されるサッカー・AFCチャンピオンズリーグ（ACL）の決勝で対戦する中国・広州恒大と韓国・FCソウルに関して、両チームを財力面から比較した記事を掲載した。監督の年俸には約64倍の差がある。中国メディア・鳳凰スポーツが伝えた。

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広州恒大のマルチェロ・リッピ監督は、かつてイタリア代表チームを率いて2006年のワールドカップ・ドイツ大会で24年ぶりの優勝に導き、さらにUEFAチャンピオンズリーグでの優勝も達成した。広州恒大の監督に就任後は中国スーパーリーグで3連覇を達成しており、名実相伴う超一流の監督である。年俸は1100万ユーロ（約14億7500万円）。

一方、FCソウルの崔龍洙（チェ・ヨンス）監督はこれまで大きな実績を上げてこなかったが、昨年は韓国・Kリーグで優勝。そして現在、チームをACL決勝進出へと導いた実力のある監督だ。年俸は2億5000万ウォン（約2290万円）で、リッピ監督の約64分の1となっている。

選手の年俸にも大きな差がついている。広州恒大の外国人選手の中で、コンカの年俸は約700万ドル（約6億7900万円）。ムリキとエウケソンはそれぞれ約200万ドル（約1億9400万円）の年俸を得ている。一方、FCソウルのデヤン・ダミヤノヴィッチは約100万ドル（約9700万円）で、ここでも広州恒大が圧倒的な財力を示している。

また、ACL決勝で勝利した場合のボーナスについて、FCソウルに対する外部の予想は「2戦全勝した場合は2000万元（約3億2000万円）」。これに対し、広州恒大に対する予想は「2戦全勝した場合は少なくとも2200万元（約3億5200万円）。さらに得失点差1点につき200万元（約3200万円）をプラス」と、ボーナスに関しても広州恒大はFCソウルを完全に上回っている。（翻訳・編集/HA）