クルーズ船内に入った教授が「心の底から怖いと思った」、中国でも注目集める

Record China    2020年2月20日(木) 11時50分

拡大

19日、新型コロナウイルスの感染者が続出しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」をめぐり、神戸大学の教授が公開した動画の内容が微博で紹介された。写真はダイヤモンド・プリンセス(資料写真)。

2020年2月19日、新型コロナウイルスの感染者が続出しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」をめぐり、神戸大学の岩田健太郎教授が公開した動画の内容が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で紹介された。

投稿者は「この名前を覚えておいて。彼は日本の告発者、真の告発者だ」と岩田教授を紹介し、岩田教授がダイヤモンド・プリンセスの船内の様子を伝える動画を公開したことを説明。動画で岩田教授は「今からお話する内容は所属機関とは関係なく、私個人の見解」「18日に船内に入った」とした上で、「それはもうひどいものでした」「心の底から怖いと思いました」と話し、「どこが危なくてどこが危なくないのか、まったく区別がつかない」と指摘。乗員がN95マスクを着けたり着けなかったり、発熱者が歩いて医務室に行ったりといった様子が見られたことなどを報告している。

この動画については複数のアカウントが微博で紹介しており、中国のネットユーザーは「日本には感染を防ぐ時間がそれ以前にあったはず。日本はこのウイルスを軽視してしまった」「武漢の状況と一緒だ」「こんなやり方って…」「日本は一体何をしているの?人の命に関わることなのに」「日本は武漢と同じ道を進みたがっている」など、続々と反応。また、「私、本当に焦ってる。長い時間をかけて準備してきた五輪があるでしょ」と夏の五輪開催に言及する人や、「日本頑張れ!一緒に頑張ろう」と書き込む人も見られた。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携