日中戦争で活躍した米爆撃機を発見=専門家「間違いなく“フライング・タイガース”のもの」―安徽省安慶市

Record China    2013年10月24日(木) 10時55分

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23日、中国広播網によると、先ごろ安徽省安慶市望江県で、ある漁民が日中戦争の際に活躍した“フライング・タイガース”のものとみられる爆撃機の残骸を発見した。

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2013年10月23日、中国広播網によると、先ごろ安徽省安慶市望江県で、ある漁民が日中戦争の際に活躍した“フライング・タイガース”のものとみられる爆撃機の残骸を発見した。

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“フライング・タイガース”は日中戦争の際、中国国民党軍を支援した米国の義勇軍だが、実際は対日戦闘部隊だった。16日、望江県●湖村(●=さんずいに「章」)の漁民がカニ漁をしていたところ、偶然飛行機の残骸を発見。2日にわたる作業の末、離着陸装置の一部やエンジン、機体などが引き揚げられた。保存状態は良く、刻まれていた製造年月日は1943年2月15日だった。これはまさにフライング・タイガースが抗日戦争に参戦した期間である。

第2次大戦期に日本と交戦した兵士を父に持つ米国人専門家は「離着陸装置を見れば、間違いなくフライング・タイガースのB-25爆撃機であると判断できる。残骸に刻まれた“ノースアメリカン”の文字や製造年月日もその事実を証明している」と話す。

現在、回収された機体は現地の委員会で保管され、専門家の詳しい調査を待っている段階だという。(翻訳・編集/北田

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