香港俳優ルイス・クー、高齢者にマスク2万枚寄付=長年のチャリティー貢献で「行政長官に」の声も

Record China    2020年2月16日(日) 12時0分

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香港の俳優ルイス・クーが感染予防用のマスク2万枚を、映画界に長年貢献してきた人々や高齢者を対象に寄付したことが明らかになり、ネット上では行政長官に推す声も上がっている。

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香港の俳優ルイス・クー(古天楽)が感染予防用のマスク2万枚を、映画界に長年貢献してきた人々や高齢者を対象に寄付したことが明らかになり、ネット上では行政長官に推す声も上がっている。

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新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大により、香港での感染者はすでに50人以上となり、死亡者も報告されている。そうした中、香港演芸人協会の会長を務める俳優ルイス・クーが、映画界に貢献してきた高齢者や、体力的に長い行列に並んで買えないまたは値段の高騰で入手できない高齢者を対象に、マスク2万枚を寄付したことが明らかになった。

ルイス・クーが慈善活動に熱心なことはよく知られており、2009年には「古天楽慈善基金会」を設立。貧困地区の多い中国の四川・雲南・貴州を中心に学校建設をスタートし、寄贈した学校はすでに110校を超えていることが昨年ネット上でも話題になった。ルイス・クー自身は慈善活動の成果などを、自分の口では語らないスタイルを貫いているが、こうした長年の貢献や今回のマスクの寄付により、ネット上では「香港行政長官になってほしい」との声も上がっている。

現在、マスクの輸出を禁止する国・地域も増えているため確保が難しい状況だが、ルイス・クーによると今後も引き続き努力を続けるとのこと。中華圏の3大映画賞の1つ、「香港版アカデミー賞」の金像奨がこのほど発表したノミネートリストでは、ルイス・クーの主演映画「犯罪現場」が6部門で入選を果たしている。これについてルイス・クーは香港メディアに対し、「ノミネートはもちろんうれしいが、みんなが健康であることが一番の望みだ」と語っている。(Mathilda

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