宇宙開発、中国がロシアを超える!=潤沢な予算に日本人科学者が中国へ流出―露メディア

Record China    2013年10月23日(水) 8時34分

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20日、中国は宇宙開発分野においてロシアに後れを取っているものの、4つの方面から急速にロシアに追いつきつつあることが読み取れる。写真は12年6月に打ち上げられた有人宇宙船「神舟9号」。

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2013年10月20日、ロシアメディア「ロシア・ビヨンド・ザ・ヘッドライン(英語版サイト)」は、中国は宇宙開発分野においてロシアに後れを取っているものの、4つの方面から急速にロシアに追いつきつつあることが読み取れると報じた。21日付で環球時報が伝えた。

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1.中国は初めて有人飛行をしてから軌道上で活動するまでの期間がロシア(旧ソ連)よりも1年短い。ロシアは10年かかったが、中国は9年で成し遂げている。

2.中国の宇宙船「神舟」はソ連の宇宙船「ソユーズ」を基にしたとされているが、根本的な改造を実施したことによって、「神舟」はより優れた推力重量比を持っただけでなく、内部空間もかなり広くなっている。

3.軌道上の宇宙ステーションの数から比較すると、中国はロシアに大きく遅れている。しかし、数量は経験と同じで、徐々に獲得していくことができるものである。

4.2012年に中国は世界の宇宙開発研究費の14.2%を占めており、1位の米国(同31.1%)と2位の欧州(合計で同24.1%)に次いでいるが、ロシアはわずか1.9%に過ぎない。こうした状況が一部の国、特に日本から中国への大量の科学者の流出を招いている。

記事は最後に「中国の宇宙開発プロジェクトは数量レベルで見ればまだロシアよりも遅れている。しかし、中国が安定し、近代的な科学技術政策を採用すれば、ロシアとの差はあっという間に縮まるだろう」と結んでいる。(翻訳・編集/HA)

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