Record China 2020年2月6日(木) 8時20分
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5日、韓国・聯合ニュースによると、韓国人の幸福水準が、30年前と同様、経済協力開発機構(OECD)加盟国の下位圏にとどまった。写真はソウル。
2020年2月5日、韓国・聯合ニュースによると、韓国人の幸福水準が、韓国経済学会による分析で、30年前と同様、経済協力開発機構(OECD)加盟国の下位圏にとどまった。記事は、同日開かれた韓国経済学会のフォーラムで示された「幸福指数を活用した韓国人の幸せ研究」で、物質的・社会的基盤に関する韓国の幸福指数が1990年と2017年共にOECD加盟31カ国中、23位だったと伝えている。
記事によると、2017年は1990年よりも所得水準は高まったものの格差は広がり、健康度は良くなった一方、安全に関する幸福度は大きく下がったという。
記事は、研究を行った委員の一人、パク・ミョンホ韓国外国語大教授の指摘として「韓国の幸福水準はOECD加盟国と比べて下位に属する。物質的、社会的格差に関する部分は他のOECD加盟国と比べてより速いペースで悪化した」と伝えている。
これに、韓国のネットユーザーからは、「この結果を政治家たちはどう見ているのだろうか」「幸福指数は朴槿恵(パク・クネ)前政権よりも今の文在寅(ムン・ジェイン)政権の方が落ちた気がする」「文政権では良くならない」「この国の政治家の水準は国民の水準よりも下。国民のための政治ではなく、党利党略のための政治で毎日争いばかり」と、政治家や現政権への不満の声が多数上がっている。
また、「未来が暗い」「社会構造を全体的に変えなければ」と先行きを不安視する声もある一方、「『幸福』というのは感情によるものだよ」「戦争がない時代に生まれたことはすごく幸運なこと」「人間は『満足』というものを知らない。一つ手に入れたらまた一つ手に入れたくなるものだ」「未来が必要とする人生を生きよう」などと結果を冷静に受け止めた前向きな声も上がっている。(翻訳・編集/関)
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