中国人観光客の路上喫煙に頭を悩ませるソウル市民―韓国メディア

Record China    2013年10月11日(金) 7時46分

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10日、韓国・ソウルを訪れる中国人観光客の喫煙が、現地の人々を悩ませている。写真はソウル。

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2013年10月10日、韓国・中央日報によると、ソウルを訪れる中国人観光客の喫煙が、現地の人々を悩ませている。中国新聞網が伝えた。

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ロッテ百貨店でアルバイトをしている19歳の男性は、仕事は「たばことの戦争」だと語る。午前9時から午後9時まで働く彼の仕事は、百貨店の周りでたばこを吸っている中国人観光客を注意すること。毎日200〜300人を注意するという。

国慶節の連休前の9月30日午後、ロッテ百貨店の花壇の前は中国人観光客が吸うたばこの煙でもやがかかっていた。近くには英語と中国語で書かれた「禁煙」の看板があるが、気にする様子はない。中には火の着いたたばこをそのまま花壇に放り込む者もいる。

10月6日、東大門の広場に10台余りの中国人ツアー客を乗せたバスが止まった。バスから降りた中国人観光客はいそいそと集まり、たばこを吸い始めた。広場の脇には喫煙スペースがあったが、誰もそこで吸おうとはしない。同行したツアーガイドは、「禁煙区域に指定されていれば注意するが、ここは違うので注意はできない」と話す。

ソウルの主要な観光地の多くは中国人観光客による路上喫煙に悩まされているが、現行の「健康増進法」では、駅や一部の公園、テーマパークなどを除き、原則的に路上喫煙は禁止されていない。明洞を訪れていた日本人観光客は「路上喫煙している人がいると不快に感じる。東京は禁煙政策が進んでいて、街はどこもきれい」と話している。

韓国でも禁煙政策を整備する動きはあるものの、観光特区協議会の担当者が「日本人観光客の減少とともに、中国人観光客が占める割合が大きくなっている。中国人は喫煙に寛容なため、過度な規制には賛成できない」と話すなど、反対の声も聞かれるのが現状である。(翻訳・編集/北田

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