2020年1月20日、新浪新聞の微博（ウェイボー）アカウント・頭条新聞は、都市管理局がパジャマで外出した市民の個人情報を暴露したと伝えた。

記事によると、安徽省宿州市都市管理局の微博の公式アカウントが20日、「非文明的な行為を明らかにする」と題する文章を掲載。この中で、パジャマを着て外出している市民7人の写真と個人情報が暴露されていた。

宿州市創建文明城市事務局によると、パジャマでの外出が規定に違反していることは確かだという。しかし、20日夜に宿州市都市管理局の公式アカウントは内容が適切ではなかったと謝罪した。

中国の都市管理局は、その横暴な取り締まりなどが原因で市民との間にトラブルが発生することもある。

中国のネットユーザーからは「これが2020年のニュースとは信じられない。パジャマで外出のどこが非文明的なのだ？技術は犯罪者を捕まえるために使ってくれ」「こんなことをする暇があったら先にすべきことがあるだろう」など、都市管理局を批判するコメントが多く寄せられた。

また、「犯罪者にはモザイクをかけて、パジャマで外出した一般市民の写真と身分証をさらすというのはどういうこと？」というユーザーもいた。（翻訳・編集/山中）