ガソリンスタンド従業員が職場のすぐそばで「紙銭」燃やす―中国

Record China    2020年1月22日(水) 9時40分

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17日、観察者網によると、ガソリンスタンドのすぐそばで数人が「紙銭」を燃やす動画が中国のネット上で物議を醸している。資料写真。

2020年1月17日、観察者網によると、ガソリンスタンドのすぐそばで数人が「紙銭」を燃やす動画が中国のネット上で物議を醸している。

記事によると、問題の動画は広東省潮州市内のガソリンスタンド前で1月9日に撮影されたもの。「紙銭」とは紙でできた模造紙幣のことで、中国では死者を祭ったり、神仏に祈願したりする時などに大量に燃やす習慣があり、華南地区では特にこの習慣が色濃く残っている。

動画では、数人の人が道路に置いた鉄製の桶の中で紙銭を燃やしている様子が映っているが、その背後のそう遠くないところにガソリンスタンドがあるのが分かる。そのため、多くのネットユーザーから「公共の安全を考えない危険な行為だ」と非難の声が上がった。地元政府もこの事態を重視し、調査を進めているという。

記事によると、問題の行為を行ったのはガソリンスタンドの従業員らで、営業を終了した後に道路に桶を置いて紙銭を燃やし始めた。ガソリンスタンドからは17メートルしか離れていなかったという。

この件が発覚後、潮州市応急管理局の担当者はガソリンスタンドの経営者に対して指導を行い、休業を命じたという。(翻訳・編集/山中)

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