習近平主席宛に4通目の祝電、中朝関係の危機に焦る金正恩―米華字メディア

Record China    2013年10月2日(水) 15時6分

拡大

1日、米華字ニュースサイト・多維網は記事「習近平宛に4通目の祝電、中朝関係の危機に焦る金正恩」を掲載した。金正恩第一書記はこの1年もの間に度々祝電を送り、中朝関係の回復に努めている。写真は天安門と天安門広場。

(1 / 2 枚)

2013年10月1日、米華字ニュースサイト・多維網は記事「習近平宛に4通目の祝電、中朝関係の危機にあせる金正恩」を掲載した。

その他の写真

10月1日は中華人民共和国の建国記念日。前日の9月30日、北朝鮮の金正恩第一書記は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席宛に祝電を送った。習主席宛の祝電はこれが4度目。

1度目は2012年11月に中国共産党総書記に就任した時で、最初に祝電を送った海外元首となった。2回目は今年3月、国家主席の就任時でこちらも最初の祝電だった。そして3回目は今年6月、習主席の60歳の誕生日に送られたもの。誕生日にまで祝電を送るのは異例だという。

金主席は中朝の友好と習主席に対する好意を強く示しているが、専門家によるとこれは中朝関係の危機への焦りによる対応だという。習主席就任以来、中国メディアが中朝関係を“血の同盟”と評することが少なくなっている。中国外交部報道官も今年3月、記者会見で「中国と朝鮮は通常の国家関係」と発言、特別な同盟関係という従来の関係から一歩後退した形で表現している。

また注目すべきは金書記が積極的に祝電を送っている相手が中国だけではないということだ。昨年10月7日、ロシアプーチン大統領の誕生日に祝電を送っているほか、今年8月の北朝鮮建国記念日にも書簡を送っている。中国が北朝鮮と距離を置く姿勢が見られる中、金書記は習主席とプーチン大統領の双方に配慮を示し、中露を天秤にかけている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携