農作物が見る間に枯死―湖南省株洲市

Record China    2007年5月6日(日) 4時35分

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2007年5月1日午前、湖南省株洲市の農村地帯で、鼻を突く異臭が1時間ほど漂った後、付近の農作物がすっかり枯れてしまうという被害が発生した。二酸化硫黄による被害、というのだが、では発生源はどこなのか?

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2007年5月1日午前、湖南省株洲市の農村地帯で、鼻を突く異臭が1時間ほど漂った後、付近の農作物がすっかり枯れてしまうという被害が発生した。農民たちがあわてて水をまいたものの100ムー(約6.7ヘクタール)の農地の作物や樹木に被害が及び、収穫を目前にしていた農民たちは突然の事態に納得がいかない。

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翌日、レコードチャイナのカメラマンが現地に駆けつけた時には、畑の野菜はすっかり枯れ果て、付近の草や木の葉に白や黄色の斑点が浮き出ていた。これほどの広さで一度に作物に被害が出ることなど今までになかったといい、同地の環境保全部門に通報し調査を依頼したという。しかし結論は出ず、さらに調べを進めるとのことだった。***

村民たちはすぐ近くにある株洲冶金グループの工場から出たガスが原因ではないかと疑っている。カメラマンが同工場の安全環境部門に取材したところ、すでに現場を調査済みで、被害も確認した、おそらく二酸化硫黄による被害だと思われる、と回答した。しかし、有害ガスの発生源は依然明らかにされていない。(翻訳編集・WF)

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