陸上自衛官の身分証偽造容疑で中国人の男逮捕「コスプレ大会で使用」=中国ネット「精日?軍オタ?」

Record China    2020年1月15日(水) 16時30分

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日本でこのほど、陸上自衛官の身分証明書を偽造したとして、有印公文書偽造の疑いで、中国籍の男が逮捕されたことが中国でも伝えられ、関心を集めている。写真は自衛官募集のポスター。

日本でこのほど、陸上自衛官の身分証明書を偽造したとして、有印公文書偽造の疑いで、東京都台東区の中国籍の留学生、王詩超容疑者(23)が逮捕された。このニュースは中国でも伝えられ、関心を集めている。

日本メディアによると、王容疑者は昨年10月、東京都内で職務質問を受けた際、偽造IDカード2枚を持っていた。顔写真は容疑者のものが貼られていたが、氏名欄には陸上自衛隊に実在しない人物名が記載され、陸上幕僚長の公印を示すものや指紋、ICチップが偽造されていた。

王容疑者は、会員制交流サイト(SNS)で知り合った中国人に約1800円相当で作製を依頼したといい、「中国のサバイバルゲームやコスプレ大会の際に持っていた」と話しているという。

中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、複数のアカウントがこのニュースを伝えている。

コメント欄には、「精日なのか、それとも軍オタなのか?」「彼のツイッターアカウントには、人民解放軍の迷彩服姿の自撮り写真がアップされているぞ」「ウェイボーにもアカウントがある。さまざまな国の軍人になりきってる。精日ではなく軍オタだな」などの声が寄せられていた。精日(精神日本人)とは、中国で精神的に自らを日本人とみなしている人物を指す俗語だ。

また、「王毅(ワン・イー)外交部長は当時、何て言ったんだっけ?」というコメントもあった。

中国では2017年ごろから、戦争関連施設などで旧日本軍の軍服姿で記念撮影した写真がSNS上にたびたび投稿され、物議を醸している。こうした「精日分子」が目立つようになったことについて、王毅外相は18年3月の全人代会期中に記者から質問を受け、「そいつらは中国人のクズだ」と激怒していた。(翻訳・編集/柳川)

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