2013年9月30日、韓国・中央日報によると、先ごろ発表された韓国在外同胞財団の統計で、2011年の時点で、世界175カ国に726万人の韓民族がいることがわかった。環球網が伝えた。

【その他の写真】

韓国の移民の歴史は、1902年12月22日に120人余りの朝鮮人が米国のハワイへ移り住むため、済物浦（現在の仁川）の港に集まったところから幕を開けた。同財団の調査担当者は、「人口が急速に増えている中国人は世界の130カ国余りに、ユダヤ人は100カ国余りに進出している。それに対し、175カ国に進出している韓民族は、現在、地球村で最も広範囲で生活している民族である」とした。

朝鮮族共同体文化研究院の李瑞行（イ・ソヘン）院長は、「南北の合わせた人口を基準とすると、韓民族の海外居住率は10％に達する。これは世界平均の3％を大きく上回っている」としている。（翻訳・編集/北田）