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8日、光明網は、福建省で男が道路を横断しようとして捻じ曲げた分離帯の柵に電動バイクのドライバーが衝突して死亡する事故が発生し、男が刑事、民事の双方で責任を追及されていると報じた。
中国福建省で男が道路を横断しようとして捻じ曲げた分離帯の柵に電動バイクのドライバーが衝突して死亡する事故が発生し、男が刑事、民事の双方で責任を追及されている。8日、中国メディアの光明網が伝えた。
記事によると、福建省アモイ市の道路で7日未明、24歳の男が用事を済ませるためにネットのタクシー配車サービスを利用した。やってきたタクシーが車道の向かい側に停車したため男は道路を横断しようとしたが、途中には高い柵で隔てられた分離帯があり、何度か乗り越えようと試みたが、うまくいかなかった。
すると、早く道路の向こう側に行きたかった男は、柵の上部に手をかけると力いっぱい引き下げ、柵をぐにゃりと曲げてしまった。そして、曲げた柵を越えて、向かい側に停車しているタクシーに向かって走っていった。
男の身勝手な行為で捻じ曲げられた柵が、その後悲劇を起こした。同日の夕方頃、マンション警備の仕事に出勤するため電動バイクで現場を走行していた男性が、道路に張り出た柵に衝突し死亡した。
警察当局は当初、無免許運転や交通ルールの無視などにより男性にすべての責任があると判断したが、現場の柵が人為的に捻じ曲げられているのを発見。監視カメラの映像から容疑者を特定し、公共の安全に危害を及ぼした疑いで男の身柄を拘束した。
男はまた、死亡した男性の遺族から賠償金や葬儀費用、慰謝料合わせて123万元(約1940万円)の支払いを求める民事訴訟も起こされているという。(翻訳・編集/川尻)
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