2013年9月25日、中国の女優チャン・ツィイー（章子怡）のプロデュース2作目の映画「非常幸運」で、ジャッキー・チェンが飛び入り参加でアクション指導を務めていることがわかった。網易娯楽網が伝えた。

ツィイーは2009年の映画「ソフィーの復讐」で、本格コメディと映画プロデュース兼主演に初挑戦。同様の形態で第2作目となる「非常幸運」は、中国で今月17日に封切られ、興業成績は間もなく1億元（約16億円）に手が届く好調ぶりを見せている。

ツィイーだけでなく、彼女の相手役を演じるワン・リーホン（王力宏）とも親交の深いジャッキー・チェンが、撮影中に現場見舞いに訪れていたという。作中では工作員を演じ、アクションシーンの多いリーホンだが、ジャッキーが現場見舞いに来た時はまさに、映画のクライマックスとなる大暴れシーンを撮影していた。それを見て指導欲を刺激されたのか、ジャッキーはアクション監督として飛び入り参加。ジャッキー流のコメディタッチで味付けして撮影が進んだという。観客にとってみれば、二度おいしいシーンだ。

さらに、ツィイーが作中で放つ求愛のセリフも話題だ。同作ではちょっとおバカで単細胞、でも愛に一途なソフィーを演じるが、リーホン演じるデビッドに対し、「私たちの子供は絶対にカワイイわ！」と大胆に愛を告白する。男性の観客からは、「クラクラする」「こんなセリフを笑顔で言われたら、誰でも落ちる」と絶賛の意見が。「プロポーズの参考にしたい」という声も多い。（翻訳・編集/Mathilda）