韓国で日本産の次は中国産ビールの売り上げ激減=ネット「国産を飲もう」

Record China    2020年3月5日(木) 7時50分

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3日、韓国・マネートゥデイは、日本製品不買運動のあおりで日本産ビールが「事実上、市場から消えた」韓国で、今度は中国産ビールの売り上げが激減したと伝えた。写真は韓国にある青島ビールの広告。

2020年3月3日、韓国・マネートゥデイは、日本製品不買運動のあおりで日本産ビールが「事実上、市場から消えた」韓国で、今度は中国産ビールの売り上げが激減したと伝えた。

記事によると、2月の中国産ビール輸入額は131万6753ドル(約1億4220万円)で、前年同月比32.7%減少した。中国から広がった新型コロナウイルスによる感染症に対する不安感から、中国製品に拒否感を抱く心理が拡散したことが影響したとみられている。外食産業でも、中国産の食材を使う羊肉の串焼きなどの中国料理専門店や、中国人客が多く利用する店を訪れる消費者が激減しており、このことも中国産ビールの売り上げ急減につながったとされている。

また、コンビニチェーンのCUでは、2月の輸入ビール販売1位はハイネケンで、2位が中国の青島ビールだった。同チェーンでは、昨年7月に日本産ビールの販売が急減して以来、青島ビールが1位の座を守っていたが、今年に入って後退したという。別のチェーンのGS25では、昨年12月からハイネケンが1位、青島ビールが2位となっている。青島ビールの販売数はCUとGS25で、それぞれ13.3%と5.2%減少したという。

青島ビールを輸入販売する企業の関係者は「外食、消費が停滞し、売り上げが一部減少したのは事実」だとしながらも、「輸入が減ったのは、昨年末に春節連休に向けて輸入量を増やしたため、在庫が確保できていたことも影響した」と説明しているという。

一方、2月の日本産ビールの輸入額は26万4434ドルで、前年同月比92.7%の激減となっている。ただ、1月の12万5649ドルに比べると、2倍以上に増えているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「国産ビールだけを飲むようにしよう」「日本、中国製品はお断り」「中国産じゃなくても、ビールならたくさんある。ドイツの物も売ってるし、国産だって悪くない」「味も品質も良いビールを開発するチャンスだよ」など、国産ビールを飲もうと呼びかけるコメントが殺到している。

一方、「国産ビールは情けないな。日本産、中国産ビールが場外に追いやられても、1位は欧州産のビールだなんて」と嘆く声も上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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