薄熙来被告と親密だった中国前指導部・周永康氏の息子、シンガポールで当局の監視下に―香港紙

Record China    2013年9月23日(月) 12時10分

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21日、中国前指導部の主要メンバー周永康氏の息子・周浜氏が、滞在先のシンガポールで中国当局の監視下にあると香港紙が報道した。写真は周永康氏。

2013年9月21日、ラジオ・フランス・アンテルナショナルによると、香港紙・明鏡は中国前指導部の主要メンバー周永康(ジョウ・ヨンカン)氏の息子・周浜(ジョウ・ビン)氏が滞在先のシンガポールで中国当局の監視下にあると伝えた。

北京の消息筋は、周浜氏は米国やシンガポールなどのパスポートを複数所持しており、国際法上煩雑な手続きを必要とするなどの背景から、同氏は身柄拘束されるには至っていないと話す。現在、周氏には自由がなく、シンガポールからの移動も中国当局が禁じているという。

収賄、横領、職権乱用の罪で起訴された元重慶市トップ、薄熙来(ボー・シーライ)被告と最も近い関係にあったとされる周永康氏の周辺では、薄被告の公判直後から関係者の身柄拘束が相次いでいる。中国共産党中央紀律委員会の王岐山(ワン・チーシャン)書記が、周浜氏に対する24時間体制の監視と、中央政府の正式許可を経ない逮捕、拘束を禁じる指示を直接下したとの報道もある。

同紙はさらに、周浜氏の軟禁状態が他の上層幹部にも波及していると伝えている。(翻訳・編集/本郷)

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