2013年9月22日、韓国紙・亜州経済は記事「韓国産粉ミルクがダークホースに、中国市場で売れ行き好調」を掲載した。

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8月上旬、ニュージーランド乳製品大手フォンテラはボツリヌス菌汚染のため自社製品をリコールした。後に誤報と明らかになったが、中国の母親たちに粉ミルクの安全性に関する不安をまた一つ増やすものとなった。

その結果、新たに注目されたダークホースが韓国産粉ミルクだ。今年6月の朴槿恵（パク・クネ）大統領訪中と同時に韓国食品大手ロッテグループは中国粉ミルク市場をターゲットにした新たなプロジェクトを始動させた。高級粉ミルク、ロッテ・グランド・ノーブルを韓国と同じパッケージで販売した。

フォンテラの誤報事件に加え、今年1月に粉ミルクの関税が引き下げられたことなども追い風となり、韓国メーカーに有利な条件が整っている。（翻訳・編集/KT）