中国の場合は、昨年10月1日〜今月30日の期間に中国国内で1週間以上公開された作品が、出品作の条件となっている。中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)が選考を行うが、その過程は香港・台湾ほどの透明性が見られない。中国メディアによると、候補に挙がっているのはフォン・シャオガン(馮小剛)監督「Back to 1942」、ワン・ジン(王競)監督「風水」、ワン・チュエンアン(王全安)監督「再会の食卓」の3作品。「再会の食卓」は2010年のベルリン国際映画祭で最優秀脚本賞にあたる銀熊賞を受賞しているため、最有力候補とされている。(翻訳・編集/Mathilda)
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