中国からルーブル美術館の偽造入場券3600枚がフランスに届く=容疑者2人逮捕―中国メディア

Record China    2013年9月20日(金) 8時50分

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19日、中国中央電視台(CCTV)の報道によると、ルーブル美術館の偽造入場券が入った中国からの小包が届いた事件が大きな注目を集めているという。

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2013年9月19日、中国中央電視台(CCTV)の報道によると、ルーブル美術館の偽造入場券が入った中国からの小包が届いた事件が大きな注目を集めているという。偽入場券を差し押さえたベルギーの税関当局によると、小包は中国から郵送されたものであり、フランスの警察当局がすでに容疑者2人を逮捕したという。

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8月19日、中国から届いた小包の大きさと重さから、ベルギーの税関当局は小包の中身が申告書通りではないとの疑いを持った。小包の重さは3.5キロ、目的地はパリだった。申告書には中身はステッカーと記載されていたが、開けてみるとルーブル美術館の入場券が3600枚入っていたという。

ルーブル美術館に確認した結果、入場券が偽造されたものであることが判明し、フランスの警察当局は犯人を逮捕するため、小包を目的地であるパリの会社に届けさせた。この結果、容疑者は逮捕されたものの、国籍に関する情報は公開されていない。中国、ベルギー、フランスの関係当局は連携し、偽造入場券の市場への流出が再び起こらないよう防ぐことに努める。

メディアの報道によると、パリではこのところ、ルーブル美術館を訪れた中国人の団体ツアー客が偽造された入場券を持っていた事件が相次いで発生しているという。一連の事件を受け、中国国家旅行局は各省・市・区の旅行局に対し、違法な偽造チケットの購入、偽造チケットを利用したツアーを催行する団体を取り締まり、厳重に処罰することを求めた。同様の事件の発生を防ぎ、中国人旅行客の権益を確実に保護し、中国旅行・観光業のイメージを守るために、当局は海外旅行取扱業者に対し、法律・ルールを遵守し、正規のルートでチケットを購入するよう求めている。更に、内部管理の強化を求め、ルーブル美術館の入場券の購入ルートを洗い出し、違法な偽造入場券の取り扱いを厳重に取り締まる方針だ。(翻訳・編集/XC)

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