Record China 2013年9月19日(木) 20時51分
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18日、JR東海は2027年に東京・品川―名古屋間での開業を目指すリニア中央新幹線の詳細なルートや駅の位置を発表した。同区間を約40分で結ぶという「夢の超特急」の開通に向け、日本では大きな期待が高まっている。写真は上海のリニアモーターカー。
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2013年9月18日、JR東海(東海旅客鉄道)は2027年に東京・品川―名古屋間での開業を目指すリニア中央新幹線の詳細なルートや駅の位置を発表した。同区間を約40分で結ぶという「夢の超特急」の開通に向け、日本では大きな期待が高まっている。だが、実は中国・上海市ではすでにリニアモーターカーが運行しているというのはご存知だろうか?
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上海で運行中のリニアモーターカーは「上海トランスピット」と呼ばれる。ドイツとの協力で開発され、2002年12月に開通。翌2003年1月4日から営業運転を開始した。営業区間は、上海軌道交通2号線の龍陽路駅から浦東国際空港までの全長約30キロメートル。最高時速は430キロメートル、全営業区間をわずか8分で運行する。車両は5両編成で、うち2両が貴賓席用(日本のグリーン車に相当)で、3両が普通席となっている。定員は貴賓席48席、普通席192席の240人。運賃は普通席が片道50元(約800円)、貴賓席が80元(約1280円)の設定だ。2005年に400万人輸送を達成した。
実際に利用した人はどう感じたのだろうか?利用した人に感想を聞いてみたところ、次のような回答を得られた。「2004年に利用したが、乗り心地はあまり良くなかった。車輪がないので揺れも少なく、快適なのだろうと予想していた。でも、全然そんなことはなく、従来の列車とは質の違う揺れがあり、船酔いしそうな感じで結構気持ち悪かった。景色は飛ぶように走るためほとんど見えず、窓の外を見ているとかえって気分が悪くなった。また、リニアの駅は一般列車の駅と別棟になっていたので乗り換えが不便で、利便性の点ではあまり良いとは言えないと思う」
日本のリニアモーターカーは全区間の86%が地下を走る見込み。上海のリニアモーターカーがどの程度参考になるかは分からないが、14年後の開通がもたらす利点を期待したい。(編集/碧海)
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