Record China 2013年9月18日(水) 10時32分
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18日、満州事変から82周年を迎えるこの日、中国各地で関係の記念式典が開かれる。中国政府は日本に対し、侵略の歴史を深く反省し、実際の行動で隣国と国際社会の信頼を得るよう求めている。写真は瀋陽の九・一八歴史博物館。
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2013年9月18日、満州事変(中国呼称:九一八事変)から82周年を迎えるこの日、中国各地で関係の記念式典が開かれる。中国政府は日本に対し、侵略の歴史を深く反省し、実際の行動で隣国と国際社会の信頼を得るよう求めている。中国新聞網が伝えた。
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満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた遼寧省瀋陽市では、午前9時18分(現地時間=以下同)に空襲警報が3分間鳴らされるほか、テレビ番組でも画面に「国辱を忘れるな、中華の振興を」という文字を映し、警報を鳴らす。また、午前9時から9時27分まで、九・一八歴史博物館の広場で鐘を鳴らす記念式典が開かれる。この式典は1995年から毎年行われており、今年で19回目を迎える。瀋陽市以外に、吉林省長春市、河南省鄭州市などでも空襲警報を鳴らすなどして、満州事変82周年を記念する。
記事によると、日本政府はこのところ右傾化を加速させており、侵略の歴史を美化し、平和憲法修正への動きを見せるなど、戦後の国際秩序に対して挑発を企てている。同時に、たびたび軍事演習を行うなど絶えず周辺国家を刺激している。これにより、日中関係は非常に困難な局面を迎えている。
9月17日の定例記者会見で、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は「『九一八事変』は日本軍国主義の中国侵略戦争の発端となった。中国がこの日を記念するのは、中華民族が平和を愛し、絶えず自己を高めるという偉大な精神を発揚するためである」としている。
また、洪報道官は「日本軍国主義の対外侵略戦争はアジアの近隣諸国に多大な被害をもたらした。われわれは改めて日本に対し、侵略の歴史を反省し、歴史と未来に責任ある態度を示し、平和的発展の道を進み、実際の行動によって隣国と国際社会の信頼を得るよう求める」とした。(翻訳・編集/北田)
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