中国開催のアジアマラソン選手権でアクシデント、北朝鮮選手がコース間違え日本選手が逆転優勝―中国

Record China    2019年12月23日(月) 13時0分

拡大

23日、澎湃新聞は、広東省東莞市で開かれた第17回アジアマラソン選手権大会で、トップを走っていた北朝鮮選手がゴール手前でコースを間違え優勝を逃すアクシデントがあったと報じた。

2019年12月23日、澎湃新聞は、広東省東莞市で開かれた第17回アジアマラソン選手権大会で、トップを走っていた北朝鮮選手がゴール手前でコースを間違え優勝を逃すアクシデントがあったと報じた。

22日に行われた同大会で、北朝鮮のリ・カンボムが日本の神野大地を数十メートル離してトップでゴール前までやってきた。しかし、リは最後の分岐点でコースアウトした大会関係車両について行きコースアウト。誤りに気付いて正規のコースに戻るも、追い上げた神野に最後は逆転を許し、2位でフィニッシュする結果になった。

記事によると、大会後に主催者である智美体育は「北朝鮮選手は誤って中継車両の後をついていきコースアウトした。今大会の成績は有効であり、順位に変化はない」との声明を発表した。

智美体育は、昨年主催したマラソン大会で、トップでゴールしようとした中国選手にスタッフが中国国旗を渡したことでこの中国選手が失速、優勝を逃すハプニングを起こしており、当時激しい批判を浴びた。

大会規則によれば、ゴール手前約200メートルの場所に中継車両の出口が設置されており、選手が誤って進入しないよう審判やボランティアが誘導することになっていたという。また、レース前の選手ミーティングでも出口の位置と注意事項が明確に告知されており、選手のコースの下見でも説明がなされていたとのことだ。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携