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19日、新浪財経は、フォックスコンの社員らがiPhoneの不良部品を流用し、3年で約47億円を稼いでいた疑いがあると伝えた。写真はフォックスコン。
2019年12月19日、新浪財経は、フォックスコンの社員らがiPhoneの不良部品を流用し、3年で約47億円を稼いでいた疑いがあると伝えた。
記事は、「アップルがフォックスコンの一部の従業員について大規模な詐欺の疑いで調査を進めている」と紹介。「これらの従業員は、不合格になったiPhoneの部品を利用して組み立てたiPhoneを販売し、3年間で4200万ドル(約47億円)を稼いでいた疑いがある」と伝えた。
また、「フォックスコンは、iPhoneの主要な相手先ブランド製造(OEM)工場で、中国に30以上の工場がある。このうち、鄭州、成都、深センの工場が主にiPhoneの生産を請け負っている」と説明。「今年から東南アジアへと製造が移転し始めたものの、中国での製造に対する依存度はいまだに高い。日本メディアの報道によると90%以上のアップル製品が中国で組み立てられている」などと伝えた。
台湾メディアの報道によると、ある台湾人ビジネスマンがフォックスコン鄭州工場の管理スタッフと共謀して、不良品のiPhone部品を手に入れて組み立て、「中国の生産拠点で製造したiPhone製品」として販売していたようだ。こうして不正に得た金額は3年間で4200万ドルに達するとみられる。不良部品は通常は廃棄されるものだったという。
記事によると、この不正行為は告発者が直接ティム・クック最高経営責任者(CEO)へ電子メールを送ったことで発覚。アップルは直ちにフォックスコンに対して内部調査を行うよう指示した。その後、フォックスコンの親会社である鴻海グループは、すでに調査を開始しており関連部門にも報告しているとの声明を発表しているという。(翻訳・編集/山中)
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