2013年9月13日、美貌の衰えぶりが話題になっている香港の女優ジョイ・ウォン（王祖賢）が動画メッセージを発表し、香港メディアの伝える交通事故や整形失敗のうわさを否定した。NOWnewsが伝えた。

1987年にスタートした「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」シリーズでアイドル女優になったジョイ・ウォン。2004年公開の映画「美麗上海」を最後に、女優活動を休止してカナダに移住。その後、私生活は謎に包まれたままで、過去10年間はインターネット上に時々、隠し撮り写真が登場する程度だった。

清潔感ただようイメージと際立った美貌で、「仙女」と呼ばれた。しかし先月末、10数年ぶりに香港で姿を見せ、その衰えが顕著な容貌が“顔面崩壊”として話題に。目鼻立ちがゆがんでいるとして、美容整形失敗のうわさも聞こえるほど。また、香港の週刊誌各社は、昨年ジョイが交通事故に遭遇していたと報道。その際に顔に大きな傷を負い、1年がかりで治療したものの、元どおりの美貌に戻らなかったと伝えている。

13日、ジョイ自身が沈黙を破り、動画メッセージをインターネット上で発表。10年以上も沈黙を続けてきた彼女にとって、異例すぎる行動となった。ジョイによるとメッセージを発表した動機は「真実ではない報道があまりにも多すぎる」ため。彼女に関する信ぴょう性を欠いた記事や写真、動画について非常に心を痛めているといい、香港の弁護士に今後の措置について依頼していることも明かした。

さらにジョイは「私はとても健康で、体調面の問題はないわ」と語り、交通事故についても否定。今回の香港入りは復帰準備のためと言われているが、「今後もこちらで平凡な毎日を送るつもり。平凡が何より幸せよ」と、そのような考えがないことを明らかにしている。また、銀幕から姿を消して以降も応援し続けてくれるファンに対し、感謝の言葉を述べている。（翻訳・編集/Mathilda）