森林火災で15平方kmが焼失、乾燥続き各地で厳戒態勢―黒竜江省大興安嶺

Record China    2007年5月2日(水) 8時32分

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2007年4月30日午後、黒竜江省大興安嶺ジャガタチ(加格達奇)区において、森林火災が発生した。現在、一部の森林は乾燥しており、ゴールデンウィーク中の森林火災の危険性が指摘されている

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2007年4月30日午後、黒竜江省大興安嶺ジャガタチ(加格達奇)区において、森林火災が発生した。5月1日16時時点で、火災の拡大はほぼ押しとどめられている。推定で15平方キロメートルの森林が焼失した。

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火災発生後、国家森林防火指揮部・国家林業局は速やかに対応し、現地の林業従事者・森林警察を動員した。1日16時時点で3000人が現場で消火にあたっており、火災の拡大は押しとどめられている。現在、5700人の増援が手配中で、1日晩に合流後、2日朝までの完全鎮火を目指すという。***

昨冬以来、黒竜江省、特に大興安嶺では雨量が少なかった。そのため山林部は乾燥しており、森林火災の危険が高まっていると指摘されていた。ゴールデンウィーク期間、内モンゴル東部・東北地区中北部・雲南西南部などでは快晴の予報が出ており、森林の乾燥は持続すると見られる。ゴールデンウィーク期間はハイキングなどで森林に立ち入る者が増えることもあり、森林火災の危険性は一気に高まるという。国家森林防火指揮部は各地の機関に監視体制を強化し、防火対策を徹底するよう指示した。(翻訳/編集・KT)

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