生産設備を持つ巨大タンカー完成―上海市

2007年4月30日、中国海洋石油有限会社が発注していた国内最大のタンカーが引渡され、同社の子会社である上海外高橋造船有限会社により「海洋石油117」と命名された。

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このタンカーは18か月かけて製造された30万tクラスの浮遊式タンカーで、大きさだけでなく建造費用も国内最高額となった。普通のタンカーと異なり、FPSOと呼ばれる浮遊式生産貯蔵出荷設備を備えた船で、原油の貯蔵タンク部分と、原油・ガス・海水を分離する装置を持つ。***

すべて中国の設計により建造された初めての30万t級浮遊式タンカーであり、FPSOの設計では世界の先進レベルに達したことを国内外に印象付けた。同社はさらに3隻のハイテク船を建造中で、今年度内に引渡しを受ける予定だという。（翻訳編集・WF）