Record China 2019年12月9日(月) 7時40分
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4日、中国メディアの雲南網は、訪日中国人が日本で爆買いしなくなった理由について分析する記事を掲載した。資料写真。
2019年12月4日、中国メディアの雲南網は、訪日中国人が日本で爆買いしなくなった理由について分析する記事を掲載した。
記事は、「日本旅行と言えば、多くの人は中国人旅行客が大型免税店やドラッグストアで爆買いする様子を思い描くだろう。だが、時がたつにつれ様子は変わっていくもので、爆買いはもはや見られなくなった」と紹介。実際、調査によると、訪日中国人の1人当たり消費額は減少してきているという。記事は「訪日中国人の数は逆に上昇し続けている」とも指摘した。
では、なぜ訪日中国人の消費額が減少し、いわゆる「爆買い」現象が見られなくなってきたのだろうか。その原因の1つとして記事は、「旅行の方式が変化した」ことを挙げた。「以前は団体旅行が多かったが、最近は個人旅行が増えている」と説明。旅行客の年齢層も以前は中年女性が多かったが、日本のアニメや文化の影響を受けた若者が増えていると指摘した。
その上で、「団体旅行と違って個人旅行は、免税店でみんなが買っているのを見てつられて買うことを避けられる。個人旅行では現地の歴史文化を理解することや、風習・習慣を体験することを重視している」と分析。旅行そのものが充実すると、買い物のニーズは自然と減少すると論じた。
別の原因は、「代理購入」の普及だと記事は分析。日本国内に数多く存在する「代理購入者」のおかげで、わざわざ遠くまで行って買い物をして、大量の荷物を持ち帰ることは必要なく、「家にいながら好きな外国製品が買える」という便利さが、爆買いが見られなくなった大きな理由だとしている。(翻訳・編集/山中)
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