米国のシリア軍事介入は中国に「世界の超大国は米国だけ」を自覚させる―米メディア

Record China    2013年9月5日(木) 8時0分

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3日、米ウォールストリートジャーナルは、米国がシリアに対して軍事行動を起こすことは、中国を苦境に立たせるとした。写真は米国の自由の女神。

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2013年9月3日、米ウォールストリートジャーナルは、米国がシリアに対して軍事行動を起こすことは、中国を苦境に立たせるとした。4日付で環球時報が伝えた。

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中国は中東に軍事基地や地上部隊を持っておらず、東アジア周辺以外の地域で持続的な影響力を発揮するようになるには、おそらくまだ長い時間が必要だろう。中国にとって中東情勢の混乱は、ある事実を浮かび上がらせる。それは、依然として世界の超大国は米国だけだということである。

中国人民大学国際関係学院の金燦栄(ジン・ツァンロン)副院長は、「現在の中東情勢の混乱の中で、確かに中国は大きな役割を担っているとは言えない」と述べている。中国が今のところ最も影響力を発揮できるのは経済の領域だけで、政治や安全問題での影響力は限定的である。

しかし、金副院長は差があることで自信をなくす必要はないとし、「中国が影響力を発揮できるアジア太平洋地域は、全世界で最も活力のある場所であり、この地域で優れた影響力を保持していることは中国にとって大きな意味を持つ」としている。(翻訳・編集/北田

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