日本で若いアルバイト店員の「悪ふざけ」写真投稿が相次ぐ―中国メディア

Record China    2013年9月3日(火) 23時50分

拡大

1日、今年の夏、日本は中国と同様、異例の猛暑に見舞われた。日本社会を席巻した奇怪な風潮が多かれ少なかれ冷蔵庫が関係したのも、本当に暑すぎたからかもしれない。

(1 / 2 枚)

2013年9月1日、今年の夏、日本は中国と同様、異例の猛暑に見舞われた。日本社会を席巻した奇怪な風潮が多かれ少なかれ冷蔵庫が関係したのも、本当に暑すぎたからかもしれない。

その他の写真

8月24日、東京のあるピザチェーン店に勤務するアルバイト女性店員2人の「悪ふざけ」写真がツイッターで拡散した。制服を着た2人は店内の冷蔵庫やシンクに入ったほか、ピザ生地や食材を顔に貼り、さまざまな姿勢で写真に映っていた。また、別のスーパーでも客がパンの販売台の上に立ったり、ショッピングカートに乗って写真を撮るなどの行為をした。写真がツイッターで拡散した後、ピザ店は25日におわびをし、営業を停止。スーパーも27日におわびをし、臨時休業して清掃を行った。

これは最近発生した比較的波紋の大きかった事件の1つに過ぎない。実はここ数カ月、同様の「悪ふざけ」写真がネットで拡散する事件が相次いでいる。「悪ふざけ」をするのは飲食店やスーパーの若いアルバイト店員が大部分だ。この他、客としてスーパーで冷凍庫の中に立ったり、アイスクリームケースの中に横たわったりという悪ふざけをする若者もいる。

悪ふざけは昔から世界中の若者が熱中してきたようだ。だが最近日本で起きたこうした悪ふざけは勤務中のもので、しかも食品関連業界に集中している。勤務態度が非常に真面目な大部分の日本人にとって、これは大きな驚きであり、企業にも実際の損害を与えている。一部の企業は清掃に加え、冷蔵庫や冷凍庫を交換。冒頭で紹介したように、営業停止や臨時休業した企業すらある。

ネット時代は情報が急速に拡散する。「悪ふざけ」写真を投稿する者がしょっちゅういるため、ツイッターは日本で「バカ発見器」と呼ばれている。若いアルバイト店員による職場での大暴れは日本のネットで議論の的となっている。

「自分が道化役を演じて人を笑わせたいのならいいが、実際には客と店舗をバカにしている」

「現代の若者は人とコミュニケーションがとれないのに、注目を浴びたいと思い続けている。昭和の暴走族と一緒だ」

最も評価の高いコメントは「潜在的リスクのある若者は雇わないのが一番。こうした連中は自分の周りの人間に面白いと思われたいだけだ。こうした連中を雇うより、孫にあげる小遣いを貯めたいおじさんやおばさんを雇ったほうがいい」だった。

日本では多くの学生がアルバイトをする。定職に就かず、長年アルバイトで生計を立てる若者もいる。アルバイトは勤務時間がフレキシブルで、制約も少ない。だが長期的な正規契約ではなく、時給制で、報酬や待遇は正社員に遠く及ばない。こうした状況の中、彼らにとって仕事はそれほど重要でなく、責任感や緊迫感もずっと弱い。彼らが平気で常軌を逸した行動に出る原因の1つはここにあるかもしれない。

前出の日本のネットユーザーのコメントのように、面白い人と思われたい若者は少なくない。日本は集団意識の強い社会だ。同級生や友人の小さなサークルでもそうなので、つまらないと思われて孤立することを誰もが恐れている。ある評論家は「テレビのバラエティー番組の芸人のように面白いと思われたい若者が少なくない。笑いと喝采を得たいのだ。だが、こうしたしてはならないことで笑いを得ることはできない」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/TF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携