Record China 2013年9月3日(火) 16時10分
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3日、中国は68回目の対日戦勝記念日を迎え、こう着状態が続く日中関係が注目を集めている。資料写真。
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2013年9月3日、中国は68回目の対日戦勝記念日を迎え、こう着状態が続く日中関係が注目を集めている。中国新聞社が伝えた。以下はその内容。
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最近の日本政治の右傾化の加速と釣魚島(日本名:尖閣諸島)の問題での一連の挑発行為は、日中関係を凍りつかせ、状況をより困難なものに至らしめている。世論は、日本が歴史を正視・尊重し、正しい態度と行動によってのみ、日中関係の未来が開けるとしている。
十数年にわたる中国軍の血で血を洗うような奮戦の末、1945年9月2日、当時の日本政府の代表は、東京湾に停泊した米軍の戦艦ミズーリ号の上で正式に降伏文書に調印した。これは、日本の侵略の失敗と、中国人民の抗日戦争および世界の反ファシズム戦争の勝利を意味した。こうして、9月3日は対日戦勝記念日となったのである。
歴史は忘れるべきではない。近年来、日本では右翼勢力が台頭しており、靖国神社を参拝し、歴史教科書を修正し、慰安婦の強制連行を認めず、南京大虐殺を否定している。特に昨年、日本が独断で行った「釣魚島購入」の茶番劇以降、日中関係は急速に冷え込んだ。日本政府の一連の言動はアジアの隣国の神経を逆なでするだけでなく、人々に68年前の歴史的な情景を思い起こさせた。
第2次安倍内閣の誕生とともに、日本政治の右傾化は加速し、大々的に「歴史修正主義」を唱えるばかりか、侵略の歴史を否定し、平和憲法の修正を推し進め、いわゆる「正常な国家」を取り戻そうと企んでいる。これは戦後の国際秩序への挑戦である。同時に、軍備の増強も着々と進めており、大規模な軍事演習で絶えず周辺国を挑発している。
自民党が7月に参議院選挙で勝利を収めてから、憲法改正へのステップは加速した。そして第二次世界大戦の敗戦記念日(終戦記念日)には、日本の閣僚が靖国神社を参拝した。安倍首相は参拝こそしなかったものの、私費で玉串料を収めている。
日本のこれらの挑発行為は、戦後の国際秩序に公然と挑戦するものであり、日中関係を更なる困難な局面へと追いやることになるだろう。(翻訳・編集/北田)
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