Record China 2013年9月3日(火) 21時50分
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3日、米国人でありながら有名なラーメン通であり、インスタント麺の評論ブログ「The Ramen Rater」を運営するハンス・リーネッシュさんが、レコードチャイナ編集部の取材に答え、アジア各国のインスタント麺に対する評価や思い入れを語ってくれた。
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2013年9月3日、米国人でありながら有名なラーメン通であり、インスタント麺の評論ブログ「The Ramen Rater」を運営するハンス・リーネッシュさんが、レコードチャイナ編集部の取材に答え、アジア各国のインスタント麺に対する評価や思い入れを語ってくれた。
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これまでに「The Ramen Rater」を通じ、1100種類あまりの世界の即席麺についてレビューを発表してきたリーネッシュさん。今年7月には、「2013年世界のカップ麺ベスト10」と「2013年世界のカップ麺ワースト10」を発表している。「ベスト10」には日本、韓国などの製品を中心に選び、中国や台湾からはランクインがなかった一方、「ワースト10」では半数を中国・台湾の製品が占める結果になったことから、このニュースは中国でも大きく取り上げられた。
レコードチャイナ編集部はそんなリーネッシュさんに、アジア各国の即席麺について、それぞれの特徴や評価を訪ねてみた。そのインタビューの模様を、前・後編に分けてご紹介する。
■日本・中国・韓国の即席麺のうち、最も好きなのは?その理由は?
―とても答え辛い質問ですね。どの国のものというより、各製品独自の味わいを楽しんでいます。中では韓国の辛ラーメンが特に気に入っています。もともと辛い物に目がないのですが、韓国の即席麺は欧米人の口にも合うようによく調合されていると思われます。韓国製品が風味豊かでインパクトがあるのに対し、日本のものはより繊細な味つけです。また、中国語圏の製品にもなかなか楽しめるものがあります。去年、マスター・コン(Master Kong)というメーカーからサンプルを頂いたことがありますが、とてもおいしかったです。しかし、あえて選ぶとしたら、今のところ韓国の即席麺が一番好きです。でも、毎日いろいろな国の即席麺を試食していますので、いつか変わるかも知れません。
■日本・中国・韓国の即席麺にどんな特徴があるとお考えですか?
―中国語圏の製品にはたっぷりのブロス(肉・魚・野菜などを煮出したスープ)エキスが添加されています。種類も多く、味もよいです。今年に入り、太くて歯ごたえのいい客家(ハッカ)麺を初めて食べたのですが、とてもおいしかったです。そして、日本の即席麺は味の繊細さに驚きます(もちろんのことですが)。中にはとてもユニークなものもあります。最も印象的だったのは、カップ麺の中にハンバーガーのパテが入っているものです。韓国の即席麺はとにかく辛くて体が温まりますね。(続く)
●ハンス・リーネッシュ
38歳。家族構成は夫人と2匹の犬(オッティ、デイシー)。夢は「The Ramen Rater」をもっと大きくし、それによって家族をサポートしていくこと。
●リーネッシュさんの主宰ブログ「The Ramen Rater」
www.theramenrater.com
www.facebook.com/theramenrater
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