外国人留学生の戦略的受け入れ、「日本は中韓に遅れている」と文科省―中国メディア

Record China    2013年9月3日(火) 21時20分

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2日、海外からの留学生を戦略的に受け入れようとする取り組みについて、日本の文科省は「中韓に遅れをとっている」と危機感を示している。写真は中国の大学生。

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2013年9月2日、中国メディア・国際在線によると、海外からの留学生を戦略的に受け入れようとする取り組みについて、日本の文科省が「中韓に遅れをとっている」と危機感を示している。

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文部科学省の検討会はこのほど、「世界の成長を取り込むための外国人留学生の受け入れ戦略」をまとめた。優秀な人材獲得を目指し、日本政府は今後留学費用を国費で支援するなど制度の充実を図り、2020年をめどに外国人留学生の数を30万人まで増やす計画だ。

中国は世界各地に孔子学院など690校を設立。中国に留学している外国人は、昨年の時点で32万8330人だったが、2020年までに50万人の外国人留学生の受け入れを表明している。一方で、日本の受け入れは今年上半期で計13万7756人と、2倍以上の開きがあった。文科省は「外国人留学生の受け入れは、日本の理解者を増やすだけでなく、人材獲得戦略上重要な手段だ。日本が遅れをとっている感は否めない」と危機感を示している。

検討会は今後の具体策として、外国人留学生への奨学金の提供範囲の拡大などの支援制度の拡充を検討。また、日本語習得レベルの低い外国人留学生のために、日本語学習の留学課程の新設などを進めて、日本の大学の国際化を高めるとしている。(翻訳・編集/本郷)

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