日本が「論語」の一斉暗唱でギネス世界記録=中国ネット「中国でやれば毎週新記録更新」「人海戦術に頼る必要なし」

Record China    2019年11月27日(水) 11時0分

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孔子とその弟子たちの言行録である「論語」を一斉に暗唱する大会がこのほど栃木県壬生町で行われ、参加した818人のうち748人が5分以上暗唱できたと判定され、同時に暗唱する人数のギネス世界記録に認定されたことが、中国でも注目を集めている。写真は孔子像。

古代中国の思想家孔子とその弟子たちの言行録である「論語」を一斉に暗唱する大会がこのほど栃木県壬生町で行われ、参加した3歳から90代までの818人のうち748人が5分以上暗唱できたと判定され、同時に暗唱する人数のギネス世界記録に認定されたことが、中国でも注目を集めている。

この挑戦は、江戸時代に壬生町にあった藩校で論語を教えていた歴史をPRするためのもの。中国の複数のメディアが日本の報道を引用して紹介し、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)にも、「日本で748人が論語を一斉暗唱し世界記録」とするハッシュタグが登場している。

これについて、ウェイボーユーザーからは、「彼らは中国語で朗読したの?それとも日本語で?」「たった748人で世界記録とは」「中国ではこれまでそうした挑戦が企画されなかっただけ」「中国各地でやれば、毎週新記録が生まれる」「中3の時、全校生徒3000人で暗唱したけど…」などの感想が寄せられていた。

また、「中国のギネス記録は人海戦術に頼ったものばかり」との指摘があることから、「これなら人海戦術に頼らず達成できる」との反応もあった。

他にも、「自分たちの国の宝、自分たちの国の文化を、外国人も大切にしてくれているのは、うれしい気持ち半分、恥ずべき気持ち半分」「中国文化の発揚が他力本願になってはならない」とのコメントもみられた。(翻訳・編集/柳川)

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