2019年11月26日、香港での政府に対する抗議活動をめぐって、韓国の人気グループ・スーパージュニア（Super Junior）のシウォンが中国版ツイッターを通じて2度目の謝罪を行ったものの、ネットユーザーからは相次いで批判の声が寄せられている。

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「五大要求」を掲げて政府への抗議活動が続く香港について24日、スーパージュニアのシウォンがツイッター上で、韓国の日刊紙が報じたデモ参加者の青年に関する記事に、「いいね」を押したことが発端となったもの。中国でも人気の高いスーパージュニアだけに、この話題がすぐさま中国のネット上で広がり、シウォンに対する抗議の声が上がった。

中国ネットの反応に対して同日夜、シウォン側はすぐさま「いいね」を撤回し、中国版ツイッター上で謝罪文を公開。「香港の混乱が早く収まってほしい、との思いだった」と説明した。しかし、中国のネットユーザーからの抗議はやまず、シウォンのファンが集まる百度のコミュニティーも閉鎖を発表している。

事態を重く見たシウォン側は26日、中国版ツイッターで再び謝罪文を公開。「香港は中国の一部であることを否定したこともなく、考えを変えたこともない」と強調し、中国のネットユーザーに理解を求めた。だが、2度にわたって中国版ツイッター上だけで謝罪文を掲載したことが批判の的になっており、「本当に謝罪したいなら、アカウントを持つ全てのSNSでやるべき」「中国版ツイッターで中国語のみで謝罪するなんてひきょうだ」などといった非難のコメントが大量に寄せられている。（Mathilda）