中国の国民民度は世界ワースト2位との報告書、国連が否定―中国紙

Record China    2013年9月1日(日) 21時51分

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31日、北京青年報は記事「中国の国民民度は世界ワースト2位との報告書、国連が否定」を掲載した。国連の民度調査でトップが日本、ワースト2位が中国との書き込みがネットに広がっている。写真は空港で座り込む中国人。

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2013年8月31日、北京青年報は記事「中国国民民度は世界ワースト2位との報告書、国連が否定」を掲載した。

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中国のネット掲示板でたびたび話題になっている書き込みがある。「国連が国民民度・道徳水準の世界調査結果を発表した。中国はワースト2位。数千年の栄光の歴史を持つ文明国がなぜ人々に忌み嫌われるゴミ国家となってしまったのか」。世界168カ国を対象に実施された調査で中国は167位。最下位はインド。上位3カ国は日本、米国、フランスだという。

細かい相違はあるが、何年も前から上述の文章がネットでたびたび話題となってきた。特に中国人観光客がエジプトの遺跡に自分の名前を刻んだなど中国国民の民度が問題になるたびに注目を集めている。

北京青年報が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に確認したところ、ユネスコは民度や道徳の国別順位については調査していない、そのような調査は国連精神に反するとの回答を得た。中国人民大学マルクス主義研究院の陶文昭(タオ・ウェンジャオ)教授は中国がワースト2位だとはとても信じられない話だとコメント。確かに中国の国民道徳には多くの問題があるが、ワースト2位ということはないと話している。(翻訳・編集/KT)

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