2013年8月28日、中国網（チャイナネット）によると、中国・浙江省の大学で「学生時代に1度は恋愛するべし」と書かれた新入生向けのポスターが掲示され、インターネット上で話題になっている。

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問題のポスターは、浙江大学寧波理工学院の所属組織・後方勤務発展公司が新入生のために構内の掲示板に張り出したもの。学生の本分や心構えを列挙したなかの1文だ。「学生時代に少なくとも1度は恋愛をすべき。うまくいってもいかなくても」と書かれた文句を見た学生たちは、「ついに恋愛が当局のお墨付きを得た！」と大喜び。

このポスターの写真がネット上に公開されると、多くのネットユーザーが「純粋な時代に恋愛を経験するのは良いことだ」、「恋愛の成功や失敗も人生の一部分」と歓迎。すでに社会人になっている青年たちは、こうした大学側の変化について驚きを抱きながらも、「学生時代はできるだけ恋愛をするべき。ただし、節度は守ること」と励ましている。

大学の広報部は「他の大学同様、本校も学生の恋愛に関しては、総じて反対も奨励もしていない。しかし、若者にとって恋愛は特徴的なものであり、情緒の発達上必要なものだ。大学は正面からこの問題に取り組み、学生たちを正しい方向へ導かねばならない」と説明している。（翻訳・編集/本郷）