「真夜中のカーレース」に見物客の人だかり=住民からは苦情、弁護士「法律違反の可能性も」―北京市

Record China    2013年8月27日(火) 14時30分

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24日、中国・北京市朝陽区にある道路では、フォルクスワーゲン・シロッコやフォード・マスタング、日産、ベンツなどの改造車数十台が止まり、直線道路で“真夜中のカーレース”が繰り広げられている。

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2013年8月24日深夜、中国・北京市朝陽区にある道路では、フォルクスワーゲン・シロッコやフォード・マスタング、日産、ベンツなどの改造車数十台が止まり、直線道路で“真夜中のカーレース”が繰り広げられている。新京報の報道を引用して星島環球網が伝えた。

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同区楼梓庄橋を東に曲がって降りた場所にある“カーレース場”は長さ約1キロメートル、幅約10メートルの直線道路。ここでは、直線コースで自動車を発進・加速させて400メートル分の走行時間を競うドラッグレースが行われている。参加車のほとんどは改造車で、道の両脇は見物する多くの若者たちでいっぱいだ。“審判”が2台の車の中間に立ち、掛け声とともに腕を力一杯振り下ろすと、2台の車がすさまじい勢いで駆け抜け、後には鼻をつく焦げ臭いにおいが立ち込める。会場は車の「ドッ、ドッ」という大きなエンジン音や見物人の歓声が響き渡り、喧騒に包まれている。結局、この日は午後11時過ぎから翌25日午前1時過ぎまで数十レースの試合が行われた。

25日、朝陽区交通警察は、市民からの苦情によりこの件については現在調査中であると明かした。北京思科弁護士事務所の王伝巍(ワン・チュワンウェイ)弁護士によれば、道路交通法では次のように規定しているとのこと。「いかなる団体や個人も、登録済みの自動車の組み立てや構造、特徴を許可なく改造してはならない。また、自動車の型やエンジン、フレームナンバー、車両識別番号を変えてはならず、違反した者は処罰を受ける」。さらに同弁護士は、「“カーレース”によって他人を侵害したり損失を与えたりした場合は、その当事者は危険運転罪や交通事故を起こした罪、あるいは危険な方法によって公共安全に危害を加えた罪などで刑法を犯している可能性があり、この場合は最高で死刑に処せられる」と指摘した。(翻訳・編集/碧海)

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