2010年中国国民1人あたりのGDPが3000ドルに―北京市

Record China    2007年4月28日(土) 23時42分

拡大

2007年4月27日、中国社会科学院の経済専門家が、2010年には中国国民1人あたりのGDPが3000ドルになると発表した。この数字は本来2020年の目標数値だという。写真は広州市の夜景。

(1 / 3 枚)

2007年4月27日北京市内にて「第3回中国財富論壇」が開催された。その席上、中国社会科学院経済学部委員の張卓元(チャン・ズオユエン)氏は、この4年間の中国の経済発展はめざましく毎年2ケタの伸び率を示していると述べ、このペースで行けば2010年には国民1人あたりのGDP(国内総生産)が、3000ドルになると発表した。

その他の写真

中国科学院が2002年に想定した2010年の目標値は1700ドルだったことから、ここ数年の中国経済は、専門家の予想を大きく上回る速度で成長し続けたことになる。***

同じく中国社会科学院秘書長の黄浩濤(ホアン・ハオタオ)氏は、中国経済は驚異的なスピードで発展しているが、国内経済の不安定要素も存在しているとし、富裕層と貧困層の二分化・両極化を防ぐためにも、国民全体の所得を引き上げることと、各層への富の分配が必要だと語った。(翻訳/編集本郷智子)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携