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22日、米華字メディア・多維新聞は記事「日本が米中露の戦いの舞台に」を掲載した。米国のアジアへの帰還戦略に対抗するべく中露は接近する姿勢を見せており、日本を舞台に米中露が角突き合わせる事態となっている。資料写真。
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2013年8月22日、米華字メディア・多維新聞は記事「日本が米中露の戦いの舞台に」を掲載した。
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22日、ロシアのTU95爆撃機2機が福岡県沖ノ鳥島北西の日本領空を侵犯する事件が起きた。自衛隊機4機が緊急発進して対応。また、日本外務省が在日本ロシア大使館に抗議ししている。ロシア機は今年2月にも北海道利尻島沖で領空侵犯が確認されている。
また、同日には中国の艦艇3隻が鹿児島県の大隅海峡を通過したことが確認された。大隅海峡は国際海峡のため航行そのものに問題はないが、中国艦隊が日本列島を超えて太平洋に向かう動きが加速していることが裏付けられた。
中露が日本を挟撃する形となったが、これは単なる偶然ではなく、息の合った行動だと記事は分析している。その背景にあるのは米国のアジアへの帰還戦略だ。米国が再びアジアでのプレゼンスを高めようとするなか、ロシアは中国と接近することで米国と対抗するカードにしようとしている。中国もまた日米同盟に対抗するためロシアを必要としている。かくして日本は米中露に囲まれた戦いの舞台となった。(翻訳・編集/KT)
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