猛暑で大繁盛のカラオケ、有線マイクの漏電に注意―中国メディア

Record China    2013年8月20日(火) 0時12分

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16日、連日猛暑が続くなか、「照りつける太陽」を避けるために、市民が室内での娯楽を好む傾向が高まっており、特にカラオケルームが大繁盛している。資料写真。

2013年8月16日、連日猛暑が続くなか、「照りつける太陽」を避けるために、市民が室内での娯楽を好む傾向が高まっており、特にカラオケルームが大繁盛している。浙江省消防部門は、「カラオケで歌う時、マイクを強く握ると漏電し、身体に危険が及ぶ可能性がある。マイクが『命取り』にならないよう十分に気をつけてほしい」と警告している。新華網が伝えた。

5月以降、中国の一部地方で、カラオケルームで熱唱中の市民がマイクからの漏電で感電死するという事件が起こっている。専門家は、「マイクは音声信号を電気信号に変換するための装置で、直流電圧は通常32V以下の弱電の部類に入り、正しく利用すれば人体に影響が及ぶことはあり得ない。しかし、今のカラオケルームにある有線マイクの多くは金属でコーティングされており、アンプやプレイヤーとの接続で不具合が生じて漏電した場合、弱電のマイクに220Vの電圧が流れ、人命が奪われる可能性も生じる」と指摘した。

浙江省嘉興市秀洲区消防部門は、「カラオケルームを利用する際には、可能な限りワイヤレスマイクや漏電遮断装置を備えているカラオケルームを選び、身の安全を確保すること。有線マイクを利用する時には、マイクの配線が正しく接続されているかどうかをチェックし、マイクを握る手が乾燥しているかどうかに常に気を配る。もし掌に痺れを感じた時には、直ちに従業員に知らせ、マイクを交換してもらうこと」と市民に注意を呼びかけている。

また、カラオケルームの床下には配線が張り巡らされているので、飲み物などの液体が床にこぼれると感電しやすくなり、命に危険が及ぶ恐れがあることから、興奮して裸足で立つことのないよう気をつけるべきという。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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